メールボックス

SendAs 権限の差出人が GAL で非表示の場合送信失敗します

所有者として送信権限 (SendAs 権限) を付与、設定しても、差出人となるメールボックスや配布グループが GAL で非表示設定されている場合 (= HiddenFromAddressListsEnabled:$True) 送信に失敗します。

この送信に失敗する動作はオンプレ時代から同様の動作となっているようで想定動作の模様です。

具体的な動作は、Outlook クライアントのキャッシュモード / オンラインモードで異なるようで以下のとおりです。

  • キャッシュモード
    送信操作自体はできますが、NDR が返ります。
  • オンラインモード
    送信すると、アクセス権が不足している旨のエラーポップアップが表示され送信操作自体が行えません。

問題は Outlook on the web なんですよね。Exchange Online の過去の動作を今確認することはできないのは当然なんですが、2012、2013 年ごろは Outlook on the web においても、Outlook クライアントのオンラインモードと同等のエラーが表示され、送信失敗していた記憶があるんです。

ところが、いま現在の Outlook on the web では問題なく送信できちゃいます。

GAL で非表示設定されている場合に Outlook クライアントでは送信に失敗する。つまり所有者として送信というのは GAL で名前解決が行える必要がある機能のように見えます。で、あれば、Outlook on the web でも Outlook クライアントのオンラインモードと同様に送信失敗するのが正しい動作な気がしていて、送信できている今の状態が問題の動作のように見えちゃいます。

今後の設計、実装、運用において SendAS 権限を考えている、且つ GAL 非表示が要件になっている場合、当然送信に失敗します。

そこで、Outlook on the web で送信できるので、『代理送信する場合は Outlook on the web を使いましょう』なんて運用回避を採用する場合は、採用する前に回避策として有効か Microsoft 社に確認してみることをお勧めします。

-メールボックス