PowerShell

Powershell を利用したマイアカウントの管理

2017/11/07

Outlook on the web のオプション項目 [マイアカウント] ページに含まれる各項目を PowerShell を利用して設定する方法について動作確認を行った結果をまとめてみました。結論からになりますが、すべての項目を設定、変更するためには単一のコマンドでは実現できず、Set-User コマンド、および、Set-MsolUser コマンドを利用する必要がありました。Set-Mailbox コマンドでも一部変更が可能ですがごくわずかでした。

下記は設定可能な各項目と対応するコマンド、パラメーターの一覧になります。(最上段が利用コマンドになります。左の項目名を設定可能な場合、対応するパラメーター名。設定できない場合は設定不可としています。)

項目名 Set-User Set-MsolUser Set-Mailbox
設定不可 -LastName 設定不可
イニシャル -Initials 設定不可 設定不可
設定不可 -FirstName 設定不可
表示名 -DisplayName -DisplayName -DisplayName
勤務先番号 -Phone -PhoneNumber 設定不可
FAX -Fax -Fax 設定不可
自宅電話 -HomePhone 設定不可 設定不可
携帯電話 -MbilePhone -MbilePhone 設定不可
郵便番号 -PostalCode -PostalCode 設定不可
都道府県 -StateOrProvince -State 設定不可
市区町村 -City -City 設定不可
番地 -StreetAddress -StreetAddress 設定不可
国/地域 -CountryOrRegion 設定不可 設定不可
事業所 -Office -Office 設定不可

姓、名のみ Set-User を利用して設定することができませんでしたが、それ以外の各項目は Set-User で指定可能でした。赤字のとおり同じ項目に対する設定であっても、利用するコマンドによってパラメーター名異なるところがあったので注意ですね。あと、"国/地域" を指定する際、指定するフォーマットは ISO-3166 に準拠した形式で指定する必要があるとのことです(例えば "アメリカ" とか指定すると ISO-3166 で指定する旨エラーでます。ISO-3166 については Wikipedia などご参照ください)。また、Set-MsolUser コマンドは全体管理者のみ利用可能なため一般ユーザーは利用できませんが、Set-User コマンドは一般ユーザーでも利用可能となります。まぁ、一般ユーザーがこのあたり設定変更するとしても GUI から変更することが一般的な利用方法になると思うので、PowerShell を利用した設定、変更したい管理者様のお役に立てる情報となれば。って感じです。

最後に実際のコマンド指定例は下記のような感じになります。(各パラメーターにはダミーの値を指定しています)

  • Set-User コマンド例
    Set-User -Identy user01@contoso.com -Initials MS -DisplayName User01 -Phone 123 -Fax 456 -HomePhone 789 -MobilePhone 090 -PostalCode 321 -StateOrProvince 神奈川県 -City 横浜市 -StreetAddress 12-34-56 -CountryOrRegion jp -Office MyOffice
  • Set-Msol コマンド例
    Set-MsolUser -UserPrincipalName user01@contoso.com -LastName User -FirstName 01 -DisplayName User01 -PhoneNumber 123 -Fax 456 -MobilePhone 090 -PostalCode 321 -State 神奈川県 -City 横浜市 -StreetAddress 12-34-56 -Office MyOffice

 

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