PowerShell

PowerShell を利用した Exchange Online の管理 -準備編 Part 2-

2017/07/17

PowerShell による Exchange Online の管理 -準備編 Part 2-

本ページの手順を確認、実施する前に、まずは『PowerShell を利用した Exchange Online の管理 -準備編 Part 1-』のご確認を。既に完了している場合は、本ページの手順を実施します。本ページの内容を実施することで、PowerShell と Exchange Online との接続が完了し、Exchange Online のコマンドの実行が行えるようになります。
なお、こちらの手順は PowerShell と Exchange Online を接続する毎に実施します。例えば、PowerShell のウィンドウを閉じた場合や、端末を再起動した場合など、PowerShell を終了してしまった場合は、本ページの手順を実施し、PowerShell と Exchange Online を接続する必要があります。

では、手順について画像を交えてステップバイステップで紹介していきますが、実施するステップは 3 つです。コマンドを 3 回実行するだけですので、正直慣れです。慣れだよ慣れ (注 1)。

最初に実行するのは、$UserCredential = Get-Credential です。

すると、認証情報を求められるので、Office 365 全体管理者のユーザー名とパスワードを入力します。(注 2)

次に実行するのは、$Session = New-PSSession -ConfigurationName Microsoft.Exchange -ConnectionUri https://outlook.office365.com/powershell-liveid/ -Credential $UserCredential -Authentication Basic -AllowRedirection です。

最後に実行するのは、Import-PSSession $Session です。

赤文字でエラーが表示されなければ、下図のとおり読み込みがはじまります。

下図のとおりモジュールのインポートが完了して、Exchange Online のコマンド実行準備完了です。

前回の『PowerShell を利用した Exchange Online の管理 -準備編 Part 1-』と、今回の『PowerShell を利用した Exchange Online の管理 -準備編 Part 2-』でまとめた内容は、下記 Microsoft 社の公開情報から余分な感じのところを省いて、できるだけ分かり易くまとめたものになります。将来的には接続方法、コマンド、パラメーターが変更されている可能性もあるので、本ページの手順で接続できない場合は、下記公開情報を参考してみるとよいかもしれません。(と、いって、そーいうシチュエーションで公開情報の URL に接続するとそのぺージもなくなっていたりしますが…)

Exchange Online PowerShell への接続
https://technet.microsoft.com/library/jj984289(v=exchg.160).aspx
以下、注釈です。

(注 1)
慣れとはいえ、PowerShell と Exchange Online 接続毎にコマンドをコピー、ペースト、認証情報を入力して接続するのは手間です。実運用では、PowerShell と Exchange Online 接続用のスクリプトを作成し、.ps1 として保存、こちらを実行することで接続していることが多いような気もします。自分はスクリプトの作成は得意ではなく、自分が利用しているものは会社の先輩から譲り受けたものなので、残念ながらこちらで接続用スクリプトを紹介できません。興味がある方は "Exchange Online"、"PowerShell"、"接続"、"スクリプト" あたりで検索すると幾つかサンプルが見つかると思います。

(注 2)
こちらの手順で接続する Exchange Online と PowerShell なんですけど、全ユーザーを管理するためにはもちろん Office 365 全体管理者の認証情報で接続する必要があります。が、よく勘違いされている方いますけど、一般ユーザーの認証情報でも接続することはできます。ただ、実行できるコマンドは限られ、参照、設定できる情報も認証情報を入力した一般ユーザーのみになります。決して、Office 365 全体管理者でないと Exchange Online と PowerShell を接続して利用することができないわけではないです。
まとめ

  • PowerShell と Exchange Online を接続毎に本ぺージの手順を実施する必要があります。
  • 手順自体はコマンド 3 回実行 + 認証情報入力 1 回。
  • PowerShell と Exchange Online の接続自体は一般ユーザーでも可能。ただし一般ユーザーで認証を通した場合、設定、参照できる認証情報のユーザー自身だけ。

-PowerShell