オプション

Exchange Online で POP や IMAP を利用する際のポート、暗号化、サーバー名について

2017/12/10

POP接続をする際、およびIMAP接続をする際の受信サーバー、送信サーバーの設定、ポート番号、暗号化方式についてまとめてられていますので以下にも紹介します。

POPの設定
受信サーバー名:Outlook.office365.com
ポート:995
暗号化方法:SSL

IMAPの設定
受信サーバー名:outlook.office365.com
ポート:993
暗号化方法:SSL

SMTPの設定
送信サーバー名:smtp.office365.com
ポート:587
暗号化方法:TLS
※メールクライアント上でSMTP認証の設定は必要。

上記は2016年10月現在の情報ですが、仮に何か変更されることがあるとしても各種サーバー名ぐらいですかね。実際Office365の歴史において1回だけこれらのサーバー名が変更になった経緯があったと記憶しています。

そして、いつからこんなオプションがあったのか記憶していないのですが、本オプションページにはPOP、IMAPごとに下記のような設定がありました。設定の概要として、このオプションは該当のプロトコル(POP、IMAP)で、特定形式のメールアイテム(会議出席依頼、開封確認がセットされたメール)を受信した際の動作について定義するオプションとなります。このオプションを設定しているユーザーが特定形式のメール(会議出席依頼を送信、開封確認をセットして送信)を送信する際の動作には影響しません。なお、既定では、POPオプションの[イベント出席依頼をiCalendar形式で送信する]のみ有効で残りはすべて無効です。

  • [イベント出席依頼をiCalendar形式で送信する] 有効/無効
  • [既読メッセージの開封確認を送信しない] 有効/無効

具体的な動作は下記となります。

[イベント出席依頼をiCalendar形式で送信する]
こちらのオプションが有効の場合、iCalendar形式で会議出席依頼を受信します。このため、POP経由、IMAP経由で会議出席依頼を受信した場合でも、そのまま承諾、辞退など返信が可能となります。一方こちらのオプションが無効の場合、会議出席依頼にはURLが表示され、URLをクリックすることで、Outlook on the web 上の該当の会議出席依頼を開き、そこから承諾/辞退が可能となります。なお、POP経由、IMAP経由で承諾/辞退を行った場合、サーバー上の予定には承諾/辞退は反映されません。

ちなみに、本オプションが有効/無効な場合で具体的にどのように会議出席依頼が受信されるかは以下のスクリーンショットを参考に。この度はUser02のオプションにて、POP接続では[イベント出席依頼をiCalendar形式で送信する]を有効に、IMAP接続では[イベント出席依頼をiCalendar形式で送信する]を無効に設定後、User01からUser02に対して会議出席依頼を送付しました。

本オプションが有効なPOP接続で受信した場合は下記のような形式で受信します。ical

本オプションが無効なIMAP接続で受信した場合は下記のような形式で受信します。
plain

[既読メッセージの開封確認を送信しない]
2016年10月現在の動作となりますが、下記の動作になります。
設定が有効な場合: 開封確認がセットされたメールを該当プロトコル(IMAP、POP)で未読状態で受信した場合、クライアント上での操作によって開封通知を送信します。
設定が無効な場合: 開封確認がセットされたメールを該当プロトコル(IMAP、POP)で未読状態で受信した場合、クライアント上での操作に関わらず開封通知を送信します。例えば、開封通知を送信するかしないかをユーザー側で判断するダイアログを表示する設定にし、ユーザーが明示的に送信しないを選択しても、開封通知が送信される動作を検証の結果から確認してます。

つまり、POP接続で受信した場合、必然的に未読状態で受信することになるため、当該設定が有効になっていない場合、開封通知を必ず送信する動作になると考えられます。

余談になりますが、過去に受信したメールの開封通知が大量に送信された!なんてお話の場合、当該設定が無効になっている上でPOP接続で受信し、一斉に開封すると大量の開封通知が送信されるなんてこともありえるかもしれません。

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