Outlook on the web ではファイルを添付する選択肢が複数あるので整理しました
2017/12/10
ファイルを添付する方法の既定値を設定するオプションになります。
2016年10月現在、Outlook on the webを利用している環境においてメールを送信する際にファイルを添付する場合、添付元として以下の3つの場所が選択できます。
- ローカルコンピューター
- OneDirve
- Office365グループ
更に、添付する方法として以下の2択があります。
- OneDirveファイルとして添付する(自身のOneDirve上にファイルを公開し、送信先の相手にOneDirve上のファイルを参照してもらう。この方法で添付してメールを送信すると自動的に招待メールが送信先に送付されます)
- コピーとして添付(旧来からの一般的なファイルの添付です。広義におけるファイルの添付はこちらになります)
そして今回説明している添付ファイルの設定オプションでは、3つの添付元からファイルを添付する際における、添付方法の既定値を設定することができます。
例えば、ローカルコンピューターからファイルを選択して添付する場合は、コピーとして添付を既定として、OneDirve上のファイルを添付する場合は、OneDriveファイルとして添付するを既定とする。さらに、Office365グループからファイルを添付する場合は、添付を方法を毎回選択するといった設定が可能になります。なお、本オプション設定におけるいずれの添付元においても、添付方法の既定値は添付方法を毎回する確認する。になります。
クラウド上のストレージ(OneDrive)を公開する形式で添付する。というのはまだそこまで浸透していないような気がするので、しばらくは旧来からの一般的な添付方法。つまりコピーとして添付を利用する人が多いような気がします。
最後に、当該オプションの一番下に[ファイルの添付を忘れた可能性のあるメッセージを送信しようとした場合に警告メッセージを表示する]というチェックボックスがあります。この機能は現在日本語環境では動作しません。
動作確認した限りでは、[地域とタイムゾーン]の設定から英語環境に変更した上で、attache、attached、attachmentなど、添付を表す単語が件名、本文に存在する場合、且つファイルが添付されていない場合に以下のようなダイアログで警告してくれます。