Exchange Online の言語設定、受信トレイを目的の言語表示にする手順
2018/07/03
[地域とタイムゾーン] のオプションからは、文字通り地域に特化した変更が可能になります。
[地域とタイムゾーン] で変更できる設定
変更可能な設定は下記の 4 点。この中でも最も利用するのは言語設定になると思います。次にタイムゾーン。
- 言語設定
- 日付の形式
- 時刻の形式
- タイムゾーン
言語設定変更時の動作について
言語設定を変更して、設定を反映させるとオプション項目や文言などが指定した言語に変更されます。
設定したい言語を選択すると、[指定した言語に一致するように既定のフォルダーの名前を変更する] オプションが現れるので、こちらを有効にした上で設定を反映させると、Outlook on the web 上の既定のフォルダー名も指定した言語で表示されるようになります。
例えば言語指定して "English (United State)" とした上で [指定した言語に一致するように既定のフォルダーの名前を変更する] を有効にして設定を反映させると、受信トレイは Inbox、下書きは Draft といった感じの英語表記になります。
[指定した言語に一致するように既定のフォルダーの名前を変更する] を有効せずに言語を変更した場合、既定のフォルダーは言語変更前のまま、オプションの項目、文言、メニューのみが指定した言語になります。
また、言語を変更するとこれらに加えて、NDR の内容や、一部システム配信系の言語もこちらの言語に依存するようです。
参考情報:ちょっと変わった利用方法
補足となりますがこちらの言語設定は単純に Outlook on the web を海外の方が利用しやすいように言語設定を変更する。という以外にも重要な利用方法があります。それは言語設定を英語表記に変更し、フォルダー名やメニュー、オプションの項目、文言などの英語表記を確認すること。になります。Office 365、Exchange Online、Outlook on the webなどの最新情報は英語で記載されていることが多いため、いざ何かを調べよう、確認しようとなったとき、日本語のみで到達できる情報には限界があります。そんなときは英語表記を確認して、英語のキーワードで確認することによって目的の情報に到達できる確率が増えると思います。