オプション

Outlook on the web におけるアクセシビリティ対応

2018/07/05

Outlook on the web では、[アクセシビリティの設定] オプションを設定することによって、アクセシビリティに対応したコンテンツを要求する動作に切り替えることが可能になります。

[アクセシビリティの設定] オプション設定と有効時の動作について

本オプション機能は、アクセシビリティ対応コンテンツで送信してもらいたい場合に利用するオプションになります (= 本オプションを設定した人がアクセシビリティに対応したコンテンツで受信したい)。設定自体はオプションページで、[アクセシビリティに対応したコンテンツを送信するよう送信者に依頼する] チェックボックスを有効にし、保存するだけとなります。

本オプションを設定したユーザーが宛先として含まれる場合、送信者のメール作成画面には下記のメッセージがメールヒントとして表示されます。

『<受信者さん> はアクセシビリティに対応したコンテンツの方が好ましいです。"アクセシビリティの問題のチェック"』

"アクセシビリティの問題のチェック" はリンクとなっており、こちらをクリックすることで作成中のメッセージがアクセシビリティに対応したコンテンツとして適しているか確認できる模様です。

チェックした結果、問題がなければ右ペインに下記のメッセージが表示されます。
『メールのコンテンツは、アクセシビリティの問題のすべてのチェックに合格しました。』

幾つか動作検証し、"アクセシビリティの問題のチェック" をクリックした際、アクセシビリティ対応コンテンツとして、問題が見つかったシナリオが 2 点ほどありましたので参考情報として以下紹介。

本文に画像を挿入した場合

『インライン画像とオブジェクトには代替テキストが必要です』ということで代替テキストの挿入を求められます。[これを修正する]をクリックすることで、代替テキスト設定が開き、代替テキストの入力が可能になります。

本文に表を挿入した場合

『表には見出しが必要です』というメッセージが返されます。しかしながら、メッセージは以下のように続きます。
『Outlook on the web では、現時点では表の見出し情報を追加することはできません。この問題を修正するには、デスクトップ版のOutlookを使用してください』
加えて、行として連続したセル全体空白の場合、以下のメッセージも同時に返されます
『表の書式設定に空白のセルを使用しないでください』
『表に空白のセルがある場合、視覚に障碍がある方が表にそれ以上情報がないと誤認する可能性があります。』
『この問題を自動的に修復することはできません。全体が空白になっている列または行を削除して、問題を修正してください』

ただし、手元で確認した限りの動作では、列として連続したセル全体が空白の場合、このチェックの対象にはならず問題なしとして判断されました。行として連続したセル全体が空白の場合のときのみチェック対象となっている模様です。
本オプションによる動作はメールヒントによる通知のため、組織内を対象としたものですが、もし、組織外で要アクセシビリティの受信に送信するということが事前にわかっている場合、自分自身で本オプションを設定し、自分自身を宛先としてアクセシビリティの対応状況チェック、パスしてから、宛先を組織外の対象ユーザーに変更し、送信するという使い方もあると思います。

"アクセシビリティの問題のチェック" の動作上の注意点

メールヒントにある "アクセシビリティの問題のチェック" のチェックは、メッセージ作成が閲覧ウィンドウ内で行われている時のみ機能するようです。別ウィンドウでメッセージが作成されている場合は、"アクセシビリティの問題のチェック"をクリックしても何も起きませんでした。

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