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訴訟ホールドのわかりやすい説明 2

前回は訴訟ホールドのアイテム遷移、動作概念を簡単に説明してみました。今回は訴訟ホールドが適用されたメールボックスにおける保持期間について説明してみたいと思います。

これも実はとっても簡単で、訴訟ホールドが有効になった瞬間、メールボックス内の全アイテムに有効期限のシールが張られると思ってください。起算日はメールアイテムの受信日になります。

さて、この記事を書いている本日は 2017 年 12 月 1 日です。たまたまですがとても区切りがよい日付なので、この日付を例に説明してみたいと思います。例となりますが、メールボックスには下記 5 つのアイテムが格納されていることにします。

  • 2012 年 12 月 1 日に受信したメール
  • 2013 年 12 月 1 日に受信したメール
  • 2014 年 12 月 1 日に受信したメール
  • 2015 年 12 月 1 日に受信したメール
  • 2016 年 12 月 1 日に受信したメール

本日 (2017 年 12 月 1 日) 付けで訴訟ホールドを有効にしたと仮定します。保持期間は 3 年 (365 日 x 3) とします。訴訟ホールドを有効にすることで上記 5 つのアイテムには下記のような有効期限のシールが付くことを想像してください。

  • 2012 年 12 月 1 日に受信したメール - 有効期限切れ (メールボックスから削除されたタイミングで訴訟ホールドの保持対象外となり、完全に削除されます)
  • 2013 年 12 月 1 日に受信したメール - 有効期限切れ (メールボックスから削除されたタイミングで訴訟ホールドの保持対象外となり、完全に削除されます)
  • 2014 年 12 月 1 日に受信したメール - 2017 年 12 月 1 日に有効期限切れ (前回の説明を用いるとゴミ処理場まで運ばれても 2017 年 12 月 1 日までは焼却 (完全削除) されません)
  • 2015 年 12 月 1 日に受信したメール - 2018 年 12 月 1 日に有効期限切れ (前回の説明を用いるとゴミ処理場まで運ばれても 2018 年 12 月 1 日までは焼却 (完全削除) されません)
  • 2016 年 12 月 1 日に受信したメール - 2019 年 12 月 1 日に有効期限切れ (前回の説明を用いるとゴミ処理場まで運ばれても 2019 年 12 月 1 日までは焼却 (完全削除) されません)

2017 年 12 月 1 日にメールボックスにメールが配信された場合は以下のシールが張られます。

  • 2017 年 12 月 1 日に受信したメール - 2020 年 12 月 1 日に有効期限切れ (前回の説明を用いるとゴミ処理場まで運ばれても 2020 年 12 月 1 日までは焼却 (完全削除) されません)

今回の説明で勘違いしてほしくない注意点として、訴訟ホールドは削除されたアイテムを保持する機能ということです。受信トレイや仕分けしたフォルダーの中にあるアイテムは、例え上記説明の有効期限が切れたとしてもいきなり削除されるわけではありません。

どうでしょう。冷蔵庫の中に陳列されている食べ物とその賞味期限を見て有効期限を考えている自分をイメージするとわかりやすいのではないでしょうか。

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